astamuse Lab

astamuse Labとは、アスタミューゼのエンジニアとデザイナーのブログです。アスタミューゼの事業・サービスを支えている知識と舞台裏の今を発信しています。

Java17に対応するための下調べをしたら思いのほかやることが多くて泣いた話

こんにちは!ICPの主にバックエンドの面倒をみているまるやまです。 今秋いよいよ2年ぶりにJavaのLTS版であるJava17がリリースされます。ICPのバックエンドではJavaを実行環境として利用しているので、次期LTSのリリースに合わせて実行環境の最新化を検討し…

セキュアなトークンの作り方

開発部のにゃんです。主にバックエンドを弄っております。 Webアプリケーションではセキュリティ対策のためにランダムな文字列を使用する場面が多々あります。例えば CSRF対策のトークン OAuthやOpenID Connectで使用するnonce, state, code_verifier メール…

pythonのArgumentParserような使い心地!picocliのご紹介

こんにちは、開発部のnishikawaです。本日はpicocliというライブラリを使ってScalaでコマンドを実装する機会があったのでご紹介します。 コマンド作りあるある コマンドを作る時によく実装されるのが引数のパースです。これはどんな言語で実装されていても多…

Akka HTTP の Graceful な Shutdown の方法 または私は如何にして OSS のコードを読んでいるか

どうもみなさまおはこんばんちわー。アプリケーションエンジニアの池田 (@yukung) です。3 度目の登場になります。 2020 年始まりましたね!時が経つのは早いもので私も入社してはや 1 年が経ちましたが、最近はエンジニアだけに限らず、様々な分野で専門を…

GitLab CIを四倍速にした話

chotaroです。豊洲PITでたくさんの人と頭の中のOMOIDEを共有してから一週間、興奮冷めやらぬ日々です。 astamuse lab年内最後の記事になります! さて先日、ICPチームで利用しているGitLab CIの実行時間を4分の1にしました。 一度CIを動かすと1時間強待ちが…

Scalaから始めるRust入門

お久しぶりでございます。Scalaでバックエンドを開発しているaxtstar(@axtstart)です。 みなさまゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか? 我が家はあまり旅行に行くということもなく、近場のドライブや、ちょい大き目の公園などで過ごすことが…

働きたくないのでコードを自動生成してみたよ

こんにちは、開発部のNishikawaです。 今日はScala と Play frameworkを使ってコードの自動生成を行なった時の話をまとめたいと思います。 どうしてこの記事を書こうと思ったか Webアプリケーションの開発をしていると、よく本質じゃないところに時間がかか…

Google Guice について調べたあれこれ

こんにちは。エンジニアのNishikawaです。 今日はGoogle Guiceについて色々調べて実際に使ってみたので、そのことについて書きます。 Google Guiceとは Google GuiceはGoogleが開発しているDI用のフレームワークです。結構昔から存在しているフレームワーク…

平成最後の夏、Playとscalaと私の記録。

おはようございます、chotaroです。 我が家のエアコンは、平成最後のお仕事を終えました。 平成最後の秋は音楽の秋にする予定です(๑•̀ㅂ•́)و✧ さてこの夏、2つほどの機能を持つ小規模なWEBアプリケーションを、Playで組んでリリースしました。 Playに関して…

Spark で機械学習を社内データに適用してみた

山縣です。夏休みの宿題のようにブログの当番が回ってきました。 機械学習が非常に注目を浴びている今日このごろですが、私もデータ関連を扱うソフトエンジニアの端くれとして機械学習について学んだり、機械学習のアルゴリズムを時々試したりしています。 …

Excelとscalaのケースクラス間で入出力ができるライブラリをgithubに公開しました

scalaでバックエンドを開発しているaxtstar(@axtstart)です。 今回は、Excelをプログラムから扱うにあたって、面倒だなと感じていた部分をバインド変数の様なアイデアで少し楽にするライブラリを作成、公開しましたのでそちらの紹介をします。 面倒な話 Exce…

CoreNLPを使ってみる(3) Spark編

山縣です。 前回に引き続き CoreNLP を触っていきたいと思います。 前回までに API の使い方を見てきたので、今回は Spark からの使い方を見ていきたいと思います。 spark-corenlp セットアップ spark からCoreNLPを容易に使用する方法として spark-corenlp …

Play Framework 2.6でFilterに触れてみる

こんにちは、開発部のyanagita@リモートワーク中です。 宮崎はだんだん暖かくなり、もうすこしで桜が咲き出しそうな雰囲気が漂ってます。 桜といえば春、春といえば出会いの季節です。 アスタミューゼでは多くの方との出会いを心待ちにしています。 前回は弊…

CoreNLPを使ってみる(2) API編

山縣です。 新年明けましておめでとうございます。 弊社の年末年始休暇は例年になく長く11連休となりました。おかげでかなりリフレッシュできました。 まだちょっと休みボケも残っていますが頑張っていきたいと思います。 本年も弊社と当ブログをよろしく…

そうだScalaでAsta4dを使おう

こんにちは、yanagitaです。 いつもPlay関連の話をしていますが、今回はAsta4dのscala対応についてお話します。 すでに本ブログでもasta4dの関する話はでていますが、元々Java向けのライブラリとなっているためScalaで使用とすると Scalaの良さ活かせないと…

コード管理と構成管理(その1〜 バッチデプロイしちゃうよ?編 〜)

こんばんにちは。今週ブログを担当するnishikawaです。早いものでアスタミューゼに入社してからもう10ヶ月が経過しました。本当に時間が経つのは早いなぁと驚いております。 さて、今回はタイトルにも書きましたが弊社のサービスの一つである転職ナビで利用…

CoreNLP を使ってみる(1)

山縣です。 今回は 自然言語処理ツールである Stanford CoreNLPについて書きたいと思います。 Stanford CoreNLPとは Stanford CoreNLP は自然言語処理ツールのひとつです。スタンフォード大学がオープンソース(GPL3) で公開しています。 英語、中国語など主…

Play Framework 2.6がやってきた(正確にはやってきてた

お久しぶりです。開発部のYanagitaです。 宮崎は相変わらず蒸し暑い日が続いていて、ゲリラ豪雨に悩まされた頃が少し恋しくも感じてます。 私の回はこれまでPlay Frameworkについて記事をいくつか書きましたが、 ブログの担当が回ってくるまでの間にPlay Fra…

Databricks Community Edition で Spark に触れる

山縣です。 今回は Spark を無料で手軽に触れる Databricks Community Edition について書きたいと思います。 Databricks Community Editionとは Databricks は Databricks 社が提供しているSparkサービスで、Community Edition はその無料版にあたります。 …

Spark 2.0を使ってみた

山縣です。 新年あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 去年弊社の福田が CDH のアップグレードをしてくれてSpark が1.6系になるとともに、並行してSparkの2.0が使えるようになりました。(Spark2.0の導入については福田の記事…

Play Framework 2.5で入力チェックしてみる

アスタミューゼ 開発部のYanagitaです。 Play Frameworkの記事も3回目になります。 連載的な形で続けているので過去分のリンクを貼っておきます。 Play Frameworkが初めての人や前回の見直しはそちらへ lab.astamuse.co.jp lab.astamuse.co.jp 今回は前回予…

Play Framework 2.5でPostリクエストを処理してみる

アスタミューゼ 開発部のYanagitaです。 今回は前回執筆したPlay Frameworkの続きで、 Play Frameworkを使用してPost送信したデータを受け取るところを書きます。 事前準備 Play Frameworkの実行環境の設定がまだの方はこちらを参照 Postデータを受け取って…

1,100万文書×480万キーワード。コンパクト且つ高速な辞書マッチングのはなし

はじめまして。開発・インフラ部、福田です。 分散処理環境、ミドルウェアの整備と運用、ELT/ETL、R&D、雑用を担当しています。 舞台裏から眺めるAstamuse.com Astamuse.comは、イノベーションを起こすあなたの為のサイトです。そこでは国内約1,100万件の特…

Spark の driver で起きたエラーとその対応

はじめまして山縣です。 私のチームでは弊社のサービスやコンサルティングなどで必要となる特許やその他さまざまなデータを収集・解析しています。特許情報などのデータはデータサイズとして大規模であったり複雑だったりすることもあり Hadoop なども含めた…

Play Framework 2.5を使ってみる

アスタミューゼ 開発部のYanagita@Scala歴1年です。 弊社が運用する転職サイトのアプリケーション開発を担当しています。 ちなみに、弊社が運営している転職サイト数は300サイトを超えていて、 国内トップクラスになります。 現在は転職サイトのリプレースを…

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