はじめまして、こんにちは、開発部のYanagita@宮崎です。
巡り巡って4回目の投稿となります。
前回まではPlay Frameworkについて書いていて今回もその続きをと考えてましたが、
ブログのタイトルの通り業務スタイルが変更になったので今回はそのことについて書きたいと思います。
とは言ったもののリモートワーク(在宅勤務)を始めたのは今月頭からので、
まだ営業日的には15日程しか経っていないのであまりためになる話はできませんが、
今回はリモートワークを始めるまでと実際に始めてみてについて書いてみます。
リモートワークを始める前に行ったこと
「明日からリモートワーク始めます!」
と突然宣言してもできるわけないのは皆さん御存知の通りで、会社という組織に所属している以上会社の承認を貰う必要があります。
弊社には既に在宅勤務規定(←これは会社によって有ったり無かったりするので確認が必要です)が存在していたので条件を確認し、
上長相談を行いました。まぁ当然ですが、そこですぐOKが出るわけがなく役員判断待ちとなりました。
そこから私のウズウズした日々が始まるわけですが、
それと同時に実際にリモートワークを開始した想定で仕事スタイルの変更と周辺の整備に取り掛かりました。
まずは可能な限り自席を離れて作業を行なうようにし、チャットベースでやり取りが行えるよう訓練的なものを始めました。
(当時はよく休憩行くやつだなと思われたはず・・・)
また、開発メンバは運用も兼務しているため、マーケティングや企画のチームからよく運用に関する依頼が来るわけですが、
その依頼フローが口頭ベースで来ることが多かったので、そこを全てチケット化するよう対応をお願いしました。
その後、役員承認が出て全体周知が済んだ後は、メンバに協力頂いて社内に居ながらビデオチャットやヴォイスチャットなどの検証を行いました。
やったことはほんの些細なことなんですが、リモートワークに支障なく移れたのは間違いなかったので効果はあったと思っています。
リモートワークの一日
じゃ、実際にリモートワークを始めてみてですが、一日を見るとざっとこんな感じです。 ※ 私の場合です
時刻 | 業務内容 |
---|---|
09:45 〜 10:00 | 上司に業務開始メール Webで出勤時刻を打刻 Slackで業務開始を部署メンバに連絡 |
10:00 〜 10:30 | ビデオチャットで全体週次定例、チームミーティングに参加 |
11:00 〜 11:30 | ビデオチャットで開発部ミーティングに参加 |
11:30 〜 13:00 | 作業(運用や開発) |
13:00 〜 14:00 | お昼休憩 |
14:00 〜 19:00 | 作業、打ち合わせはビデオチャットで参加 |
19:00 〜 | 現場に居ないので退社前に退社準備中であることをチームメンバーに通知 上司にメールで作業報告書を提出 Webで退社時刻を打刻 Slackで業務終了を部署メンバに連絡 |
だいぶざっくりなんですが・・・
見て頂いた感じいかがでしょう?私自身リモートワーク前とあまり変わっていないですし、皆さんともあまり変わらない業務内容となっていると思います。
(実際、リリース作業や運用作業も自宅から行っています。)
オフィスにいないことで報告周りがリモートワーク前よりすこし増えましたが、打ち合わせなどはビデオチャットを活用することで個人的に影響は少ないかなと思っています。
リモートワークの環境
リモートワークだと顔を直接合わせて話すことがなくなるので、コミュニケーションのとり方がとても重要となってきます。
ここ数日でよく使っているコミュニケーションツールを下に挙げてます。
■ チャットツール
- Slack(https://slack.com/)
→ 開発部に限らず他の部署とのやり取りも全てSlackで行っています。
ChatOpsも対応をすすめているので、わざわざVPNを繋がなくてもCIを回すこともできます。
■ ビデオチャット
Slack
→ チャット機能だけじゃなく、ヴォイスチャット機能もあります。
1対1で話したいときなどはSlackでよくやり取りを行います。Google Hangout(https://hangouts.google.com/?hl=ja)
→ 複数名でミーティングする場合に使用しています。
画面共有機能もあるのでドキュメントの読み合わせなど便利です。Skype(https://www.skype.com/ja/)
→ 週次定例や月次定例など社内全体のミーティングではSkypeが良く使います。
これは以前Skypeを使用していた経緯からですが、いずれGoogle Hangoutに移行すると思います。
このあたりはサービスが充実しているのでどれを採用しても問題ないと思います。
ただ私が使用した感じではツールによって若干の得意不得意があるようなので(作業場所のネットワーク環境にもよるのかも)、
これからリモートワークを検討される方はいろいろ試されることをお薦めします。
また、PC付属のマイクは1対1のやり取りでは特に問題にならないのですが、打ち合わせなどで複数人対1となった場合、PCから離れている方の声が小さかったり途切れてしまうケースが良くあるので、
会議などではWeb会議用のマイクを使用されたほうが遠くの方の声もはっきり聞こえるので準備してもらった方が良いです。
それから、これは私が見落としていたところですが、 リモートワーク開始と合わせて作業場所を移される方(私は地元に移った訳ですが)は、回線の引き込み工事が遅れたり、速度が思ったほど出なかったりするケースがあるので、事前にネットへの接続方法を検討されておくことをお薦めします。
リモートワークを始めてわかったこと
やはり一番重要だったのは、リモートワークを理解して協力してもらえる上司や同僚の存在が必要だったことです。
オフィスにいるメンバはこれまで対面で行っていたやり取りができなくなり、ちょっとしたことでもチャットやビデオチャットでのやり取りが必要になり手間が発生することになります。
ミーティングなども繋いで貰わないと当然参加もできません。この辺りを対応して頂いているメンバには非常に感謝しています。
最後に
今回は私は家族の都合によりリモートワークとなりました。
所属部署では過去に前例がないもののリモートワークを了承してくれた会社と協力して頂けている上司、同僚のメンバには本当感謝しており、すごく恵まれているなと最近良く感じています。
上司からはリモートワーク継続のキーは、リモートワーク以前と変わらないパフォーマンスと存在感を発揮することと言われているので、
しばらくはこの二つをどう実現するか課題となります。次回はこの辺りをどう実現したか書ければと思います。
弊社では引き続きエンジニア・デザイナーの募集を続けています。
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