こんにちは。デザイン部の橋本です。
アスタミューゼでは事業規模が大きくなるにつれて、取材をしていただく機会やEXPOなどのイベントに出展する機会が増え、それに伴って広報活動も活発になってきたので企業ロゴのロゴパネルを作ることになりました。
ロゴパネルとは企業ロゴを大きくパネル化したもので、写真撮影の時に手に持って撮影するだけで、企業ロゴの認知度を上げることができるものです。
使わない時はオブジェとして置いておくだけで、なんだかちゃんとした会社っぽい雰囲気を出してくれます!
しかもデータを作成・入稿するだけでお値段は一枚数千円からとコスパも良好。今回はそんなロゴパネルの作り方についてのお話しです。
ロゴパネルの作り方
1. 印刷業者を決める
まず、ロゴパネルをどこに発注するのか決めます。完成したパネルを思い浮かべて、要件を固めましょう。 パネルが折れないように厚みが欲しい、表面をマット加工にしたい、サイズはだいたいこれくらい…など、使用目的に合わせてなんとなくで大丈夫です。
アスタミューゼのロゴは横長なので、大きめのA1サイズで作成することに決定。(※他の企業さんを調べてみるとA2サイズで作成することが多いみたいでした。)
ある程度厚みが欲しかったのと、表面をマット加工にしたかったので、いくつか業者さんを比較して、今回はアクセアさんに発注することにしました。
アクセアさんの場合、厚さは5mmと7mmから選択できるので、7mmに決定。両面貼りも可能でしたが、片面貼りで問題ないので、片面貼りにするところまでこの時点で決めてしまいました。
2. Illustratorでデータを作る
ではデータを作成していきましょう。
ロゴの周りを囲むように、切り取り線(カットパス)を作ります。この線に沿ってパネルが切り出されるので、ロゴから適度な余白を取ることと、線がガタつかないように気をつけて作っていきます。
- Illustratorを起動してA1サイズ(841×594mm)のアートボードに、アスタミューゼのロゴデータを置く
- オブジェクト>パス>パスのオフセット で余白部分を作成
- パスファインダーで合体して パスの背景→白、パスの線→黒 にする
- オブジェクト>パス>単純化 で不要なアンカーポイントを削除
パスのオフセットは20mm〜40mmを目安に調整すると良いと思います。アスタミューゼはフォントが細めなので、それに合わせて余白も少なめの22mmにしました。
単純化した後は多少パスがガタついたり、取り除ききれなかった不要なアンカーポイントが残っていたりすると思いますので、パスの調整を行います。このパスを綺麗にする作業くらいしか正直やることがないので、データ作成は本当にあっという間です。
パネルを発注する前に、出来上がったデータを等倍で印刷して、サンプルを作ってみます。
切り取り線に沿ってハサミを入れて、セロハンテープでくっつけて……できました!
良い感じです。気になったところを微調整した後、いよいよデータ入稿です。
3. データを入稿する
ではデータを入稿していきましょう。
アクセアさんのWEB入稿を使うので、アクセアさんのアカウントがない場合は作成してください。 アカウントを作成したら、新規データ入稿よりデータを入稿していきます。
2020年3月現在、アクセアさんのデータ入稿の流れは5ステップです。
- 注文内容入力
- 配送先入力・支払方法選択
- ファイルアップロード
- 注文内容確認
- 注文完了
1.の注文内容入力では、入稿タイトルと印刷内容を聞かれます。 今回は入稿タイトルをアスタミューゼロゴパネルとし、印刷内容を下記のようにしました。
項目 | 印刷内容 |
---|---|
仕様 | 切り抜きパネル |
用紙 | ポスター部分:フォト半光沢紙、パネル:発泡ポリスチレン(厚さ7mm) |
加工 | 切り抜き加工あり |
個数 | 1 |
サイズ | A1(841×594mm) |
その他ご要望 | ラミネート(マット)加工のオプション付き |
あとは配送先と支払い方法を指定し、データをアップロードして完了です。
そしてデータを入稿して数日後、ロゴパネルが社内に届きました。とってもスピーディーな対応で大満足です!
今回発注したロゴパネルの料金は9,460円(税込)でした。店舗に受け取りに行くとあと1000円ほどお安くなるみたいです。
ロゴパネルを作成するくらい事業規模拡大中のアスタミューゼでは、一緒に働いてくれる仲間を募集しています。 採用サイトもありますので、是非ご覧ください!